▲隔週で木曜休診 / 土曜(8:30~13:30)診療
[ 休診日 ] 日曜・祝祭日 ※第5土曜日は診療
福岡県北九州市 若松区塩屋3-3-5
下がった歯ぐきの治療(根面被覆術)
専門医(指導医)による
高度な治療で、
見た目の改善と
歯の延命をめざします。
歯ぐきが下がってしまった悩みに応える「根面被覆術」は、見た目や機能を回復し、歯の寿命を守るための高度な処置です。
当院では、日本歯周病学会の専門医が、豊富な経験をもとに一人ひとりに合わせた治療を行います。
ていねいな説明と確かな技術で、安心して治療を受けていただけます。
根面被覆術は歯科医師なら誰もができる治療
ではありません

「根面被覆術」は、歯ぐきが下がってしまった部分に、歯肉を移植して見た目や機能を回復させる治療法です。
この治療は歯周形成外科という外科分野に分類され、非常に繊細な技術と深い専門知識を必要とする高度な処置です。そのため、すべての歯科医院で対応できる物ではなく、限られた医療機関でのみ行われています。実は、北九州市内でも、根面被覆術にしっかり対応できる歯科医院はごくわずかしかありません。しかし、当院には日本歯周病学会の専門医が在籍。根面被覆術について、これまでに多数の症例を行ってきました。
見た目だけでなく、歯の健康と寿命を守るための選択肢として、根面被覆術は大きな意味を持ちます。「どこで治療を受けるか」が重要な治療だからこそ、技術と実績のある当院に安心してお任せください。
下がった歯ぐき(歯肉退縮)の治療法
歯ぐきが下がってしまった場合、保険適用でできる処置としては「レジンを詰めて見た目を整える」という方法があります。
しかしこの方法は、歯の根元が露出したままであることには変わりはなく、歯は長く見えるままです。そのため見た目の改善は限定的といえます。さらに、根元が露出したままなので、知覚過敏やむし歯・歯周病のリスクも残り続けます。
つまり、保険適用の処置では、根本的な解決にはいたらないのです。 歯肉退縮を根本から改善するには、より専門的な治療が必要です。当院では、歯ぐきが下がってしまった状態を解決する治療法として「根面被覆術(こんめんひふくじゅつ)」をご提供しています。

根面被覆術について
根面被覆術とは、歯ぐきが下がって歯の根が露出してしまった部分に、ほかの部位から歯肉を移植して補うという外科的な治療法です。
歯ぐきの状態によって、「歯肉を一部切開して位置を移動させる」「別の部位から採取した歯肉を移植する」などの方法があります。通常は、歯肉の移植を伴うケースがほとんどで、より安定した治療結果が期待できます。
根面被覆術で歯の寿命を延ばす
根面被覆術は露出した歯の根をしっかり覆うことで「歯の寿命を延ばす」ことを目的とした自由診療の治療法です。
根面被覆術には「見た目が自然に整う」「しっかり磨ける強い歯ぐきを取り戻せる」「むし歯や歯周病のリスクを抑えられる」といったメリットがあります。そのため、将来のトラブルを防ぐためにも価値のある治療といえます。
外科処置が必要となるため、ある程度の通院期間が必要ではありますが、当院では歯周病専門医が丁寧に対応いたします。安心してご相談ください。
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下がった歯ぐき(歯肉退縮)について

歯ぐきが下がってしまう「歯肉退縮」は、年齢とともに多くの方に見られる現象です。
18歳〜64歳の方で約50%、さらに64歳以上では約88%の方に起こっているともいわれています。
「きちんとお手入れしているのに、なぜ歯ぐきが下がるの?」という疑問を持たれる方も少なくありません。実は歯肉退縮は特別な症状ではなく誰にでも起こり得るもので、ブラッシングを丁寧にしている方でも発症することはあります。単に「ケア不足」だけでは片付けられず、さまざまな要因が関係する複雑な症状なのです。
歯ぐきが下がると、見た目の印象が変わるだけでなく、冷たい物がしみる、歯が長く見える、歯の根が露出してむし歯になりやすくなる、歯周病の進行を招くなど、機能面でも多くのトラブルを引き起こすおそれがあります。気になる症状がある方は、放置せず早めにご相談ください。
歯ぐきが下がる原因
- 間違ったブラッシング(力の入れすぎ、硬い歯ブラシの使用など)
- 矯正歯科治療後に歯が移動する
- 歯の位置や粘膜の厚さといった解剖学的な要因
- 歯周病の進行や不適切な被せものによる刺激
- 喫煙・飲酒などの生活習慣
- 噛み合わせの不調により、特定の歯に過度な力が集中する
主な症状
- 歯の見た目が長く見える
- 歯の根元が露出して見える
- 歯がグラつく
- 冷たい物がしみる(知覚過敏)
他院からの根面被覆術の
ご依頼について
北九州市若松区の歯医者「学研都市歯科・矯正歯科」では、歯肉退縮に対する「根面被覆術」について、他院さまからのご依頼もお受けしております。
歯肉退縮は審美性の低下やブラッシング困難、むし歯や歯周病の原因となるものです。当院では、根面被覆術による治療を幅広くご提供することで、地域の歯科医療に貢献したいと考えています。
特に、アライナー矯正(インビザラインなど)を含む歯列矯正の前後において、歯肉退縮が生じるケースは少なくありません。矯正歯科治療の開始前または終了後に、必要に応じて当該部位へ根面被覆術を行えば、より良い治療結果を得られる可能性があります。
患者さまのご紹介や連携について、お気軽にご相談ください。

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