若年者の歯は成熟しておらず、症状があまりなく、急速に進行することがあります。
歯の神経を取ると、歯の寿命はぐっと縮むと言われています。
一見虫歯がないように見えますが、実際はとても大きな虫歯が存在します。
一度に虫歯を全て取り除いてしまうと、神経が出てしまう可能性があります。
そんな時は、神経に近い部分の虫歯をあえて残し、数ヶ月後に再度アプローチを行うことで
神経を取らずに済むというStep wise excavationという方法を選択します。
神経に細菌感染が近接すると、防御機構として象牙質という組織が神経が入っている壁の内側に新たにできます。
このことを利用して、神経を守るという方法です。
来院時、冷たいものがしみたり、多少の痛みがありましたが、現在症状はありません。
数ヶ月後にリエントリー予定です。
虫歯になれば、様々な方法を駆使して、できるだけ歯の寿命が伸びる方法を選択します。
しかし、なぜ虫歯になってしまうのかを考えなければ、いずれまた虫歯になってしまいます。
口腔内の健康に限って言えば虫歯と歯周病の2つだけです。
そしてこの2つの疾患の予防方法は確立されています。
生涯自分の歯で過ごせるよう、その方法を知っていただくことが最重要だとおもます!
今年も受付の一瀬さんが社会人バレーの全国大会に出場しました[#IMAGE|S165#]
継続できることは、本当に素晴らしいですね[#IMAGE|S179#]